2007年4月22日 ≪上ホロ化物岩右ルート≫


オッキー、トーマス、8男(ハチオ)は、朝もハヨからお出掛け  午前4:00発です                  
 3時半に起きても行きたかったのは この場所 

 
そして 今日のお目当てはジャーン!          ここ

通称『化物岩』のミックスクライミングです

稜雲閣の駐車場でT山岳会の皆さんに会いました
「どこ行くのさ〜?」「バケモノです」(私の事じゃありません!)       「オ〜〜気〜つけてな〜」


固雪の上を30分ほど歩いてから 地熱で湯気があちらこちらから立ち上る旧噴に着きます。そこから 化物岩の基部目指して 約35度の斜面を150mほど登ります。アイゼンがよく効きます。引っ掛けて転んだら 今日は止まらないで下まで滑り落ちちゃいますね慎重に 慎重に☆

こういう斜面の時は、あまり下は見たくないんだけど、怖いもの見たさでつい。駐車場で会ったT山岳会のご一行が通過中です


岩の基部から8男がリードします                          途中に1本 ハーケンを打ちますあまり効いていなさそうですが、「気持ち 気持ち!」と 。(なにもないよりはマシ!くらいの意味でしょうね〜) 


1本 立ち木にランナーを取って 核心を抜けます。     トラバースをして左上していきました


セカンドでオッキーが登ります。岩にへばりついている泥が凍っていて それにアイゼンの爪を蹴りこんで
バイルも泥壁に打ち込みます。登り方はアイスクライミングと似ています


一段あがった岩壁に残置のハーケンがありました。この後の立ち木を頼りの横移動は気持ちが悪いです
こういう場面では どうしても落下の恐怖が頭をよぎります。最後は雪田を登ることになります


2ピッチ目はトーマスがリードします。オッキーはセカンドで登りました  難しかった!  
一度 足が滑って 落ちました  ロープが付いているので大丈夫ですが、気持ちがいいものではありません
こういう登山は バイル2本を握って常時 腕を上に上げた状態でいることになるので、極端に指先への血流が悪くなるようです
このピッチは、たいへん厳しかったので「落ちたくない」真理で 力いっぱいバイルを握って頑張りすぎました 
登り終えて 腕を下げた瞬間に 血液が指先へと回り始めます
途端にビックリするくらいの激痛です    「痛い」ガマンできなくて 歯を食いしばって「ウウウウウ〜〜〜〜」しばらく唸ってしまいます
「痛い」「痛い」「痛い」〜〜〜〜〜〜!!!グー パー運動をすると早く回復するかもしれないな〜


岩部分が終わって 20mほど歩いて稜線に出て終わりです


D尾根に出ました


十勝岳に見送られて 斜面を下って帰ります


おしまい

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