2008年4月26〜27日 上ホロカメットク山〜境山
一粒で2度美味しい残雪の春山   参加者 オッキー・M子・エリザベス・キャサリン・TADO様・Minocch

4月26日 朝もはよからAM4:30 オッキー宅を出発

住宅街の向こうから真っ赤な太陽が顔を出す
今日は、ピーカンの予感☆
楽しみだ〜〜
予定通り3時間後には、凌雲閣の駐車場に着いた。
一泊の荷物を持つ
今回の山行に間に合わせて「グレゴリー」のザックが欲しかったがM子さんが「S荘のバーゲンで買った方が絶対いいよ!今回はガマンしな!」というので素直に従ったら、M子さんが持っていたのは「ミレー」の真新しいザック!!

「なんで、自分だけ新しいザックなの?」
「私はIスポーツで買ったから!」

「え〜〜いいな〜〜私も新しいザックで来たかったよ〜〜」(`^´)

「まあまあ」
(^_^;)
AM7:50に駐車場発
上ホロ周辺が360度、くっきりはっきり!!

雪も締まり、ズボズボ埋まるのを覚悟していたけど、快調な滑り出し!
AM8:25 旧噴に着くと化物岩の右斜面が雪崩れてた。
長さ20mくらい

夏道を辿るようなコースで斜面を進む事にする。
結構な急斜面で、オッキーはストックからピッケルに持ち換える。
途中、トラブル相次いで時間が掛かりながら、
AM9:30 D尾根に出た

富良野岳から稜線が綺麗だ

「全く雪がないね〜」

稜線上は、ブッシュが出て残雪を探して沢に降りる。
沢から、少々の急斜面を上がりきって
AM12:00「かみふらの岳」です。
突然の強風と寒さに雨具着用!
目の前に目的地の境山に続く稜線が見えているが、雪がない!
寒い!
テン場には雪があるかい?などとマイナスポイントばかり。

一旦は、上ホロ小屋で一泊して十勝岳に予定変更するか?との案もでるが、進むと風も止み、残雪と低いハイ松こぎは割と楽なので当初の目的通りに境山を目指す。
境山までは、二つポコを踏む

この残雪は、少し沢に下がると残雪をつないで「かみふらの岳」に登り返せることが分かった。
帰りは、それがいいね!
一つ目のポコを過ぎると残雪も切れて、ハイ松こぎに!

ハイ松君ゴメンナサイヨ、踏みつけちゃって!!
二つ目のポコを過ぎると目の前に境山が!!
一度、最低コルまで下がって、登り返さなくてはならない。

今日は、その手前でテントです。
15:15テン場着
比較的、平らな場所を探してウロウロしたが、なかなか良いテン場になりました。

目的は「Beerで乾杯山行」

「カンパ〜〜イ」
AM3:30起床
すでにハラハラと雪が降っていた。

テン場発 AM5:15
風が付いてきて、冬山の様相

昨日のピーカンは、嘘だったのでしょうか??

でも、天気予報当たりました(^_^;)

コンパスを切って進み、身の丈とは言いませんが、一部肩くらいまで出たハイ松をこいでいきます。

「楽じゃない…」

すこしガマンすると高山植物とガレ場に出て、ヤレヤレ!
1時間くらいでの視界のない山頂になにやら、かすかに見えてきました。
AM6:25 境山着

かわいらしい小さな看板が!

境山から下ホロに向かって、稜線をもう少し進むはずでしたが、
まったく視界がないので断念しました。
ハイ松は、雪の花が咲いていました。

サブブブ…
無事境山のPを踏んで帰ってきました。


旧噴までおりて天候も少し落ち着いてきましたが、
振り返っても上ホロ方面は雲の中です。

春山と冬山を体験できた贅沢な山行でした。
そして、気の会う仲間との山行は、身も心の疲労も少なく
ニマニマ顔が緩みます。

楽しかった!!

ただ、行きも帰りも「上ホロ」のPは踏まなかった!!
何度も行ってるから、まあいいか?!



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