2007年 2月12日 層雲峡 
   ニセイノシキオマップ川支流ブルーウルフ


参加者    オッキー・トーマス・リンダ

層雲峡温泉手前のニセイノシキオマップ川への林道の入り口に車を置いて スキーで出発。  
30分程で出会い。右股の支流に入って行きなり 目に飛び込んだのは
ヤヤヤ!!  なんだ  あの壁は!!  デ デ デカイ!! 沢沿いを 埋まりながら 進むと  段々近付いてくる。
OH!!  そして  全貌が!!
見えている部分で一番長いところが60mくらい 幅は 25mあるかな?
なかなかのインパクトですぞ〜〜〜  ちょっと笑っちゃう 
トーマスがリードします。
「今年 あんまり やってないから 筋力に自信がないんだよな〜」と言いながら登り始めます。

アイスクライミングのリードは こんな風に登ります 
距離を伸ばします

氷にスクリューをねじ込んで ロープを掛けます

クライマーとビレイヤーは こんな関係

もう少しで緩斜面に入ります。   
「落下」の恐怖感との戦いです。  トーマスの緊張が伝わってきます。  

ほどなくして セカンドで登っていいよ! のコールで オッキーが登ります。上からロープで確保されているので 落ちても安心ですが でも 落ちたくありません。

もう少しで緩斜面です  しかし こんなところをリードして行くなんて! オッキーには一生 経験しないかもしれません。

ここまでで25m以上はは登ってます。 終了かなと思ったらこの上に岩に薄氷が張った斜面が10mほど続きます。 これにはビックリです。 
トーマスは岩にはスクリューも打てないのでフリーで登り切りました。
ん〜〜〜 その状態の恐怖感はいかばかりか????  想像するだけでクラクラします。
こういうのがアルパインクライマーなのさ!!とトーマスが言います。
経験・技術・精神力  どれを取っても オッキーには到底かないません。

3番手でリンダを向かえて、さて下りましょうか?!懸垂します。途中 ロープが下まで下りず、団子になったので直しながらオッキーが行きます。
これくらいは オッキーも働きます。 40mの懸垂は長いです。 下りても下りても着地しない感じです。

途中にスクリューを打ってトップロープにして練習します。 長さは25m。目の前にロープがあると ラクチンだ〜とトーマス。
上腕が疲れておりゃ〜〜〜とりゃ〜〜わめいたり叫んだりしながらのオッキー。

ビレイヤーも凍える  さぶっ…

デカイ氷の壁の奥〜〜の方から ときおり  バキッ とか ギリッとか  ググッとか 響きます。
ブブ 不気味です  崩壊の音か?氷が発達して ずれるのかな???  わかりませんが  怖い〜〜

何を見ても 何を聞いても 怖いなら 来なきゃいいのに…
困ったもんだ☆
                                              おしまい


inserted by FC2 system