2007年8月25日 芦別岳熊の沼沢

 参加者   オッキー・J子・S水


芦別岳旧道の登山口から歩き始めます。2〜3年前の台風で崩壊した登山道は、ものすごい高巻きをさせられる登山道に付け替えられていました。
正直高過ぎるんじゃないでしょうか?

1時間半でユーフレ小屋に到着。

すぐにユーフレ沢を渡って熊に沼沢に入ります。右手に5稜をみて伏流になった荒れた沢を進みます。

沢の中も倒木、崩れたガレで決して綺麗とは言えません。

狭くて細〜い沢です。

短い滝が続きますが、巧みなクライミングテクニック(?)でほとんど直登して行きます。

トイのような滝です。これを登ると↓こんな風になります。

たいして岩登りもやっていないのに(^_^;)、本ちゃんにはメッチャ強いS水さん。
それもフェルトが減ってサンダルのような靴で(指が見えそうな感じ。物持ちがいいんですね〜)
今日も巧みな親方です。

この後に、それほど長くはないのですが直登できない2段の滝があり、これは高巻きました。
ちょっと高くあがり過ぎちゃいました。

ちいさな滝を越えて進み、最後の最後に出てきた50mの滝です。

滝というより水量が少なく、岩登りに近いように見えますが、苔っていたり、滑りやすかったり
快適な滝じゃないです。

とりあえず最初の10mはフリーで登ります。

細い水の流れに沿って登ります

最初の棚に上がって、次の30mはロープを出して登ります。
(J子撮影による)
スタンスが小さかったですが、こういう滝こそ地下足袋の「カッパ」靴が効きます。
登り終えて次の棚にハーケンを1本打ちビレイ点を作り、J子、S水さんを確保します。
もう少し上がると残置のハーケンがありました。気が付かなかった!!

最後の10mはS水さんがリードすると言います。

オッキーとJ子は滝の真ん中からなら登れそうだから、「行ってみ〜」と呼び寄せ
2〜3歩登らせてみましたが、
S水さん「俺には無理だわ!!」と言って右岸の乾いた岩場を登って行きました。
その後をオッキーとJ子がフォローします。


オッキーは、登る前にS水さんが登ろうとした滝の真ん中に立ってみました。
「アハハハ こりゃ〜登れんわ!! 手も足もなんにもないじゃん!!」

S水さんにそう言うと「ダショウ〜〜〜〜 ふたりが行け!っていうから行かないと怖いから登ってみたけど
…登れないって!!」

この滝を登り終えると、ほとんど沢は終わりです。
そのまま沢をつめて 登山道に出ます。


眼下に広がる農村の風景です。赤い屋根と緑のコントラストがきれい!!

半面山から新道を2時間下ります。その長いこと長いこと

朝5時から始まった登山は、12時を少し回った頃に山部のキャンプ場に着きました。

きれいなキャンプ場に沢臭い暑苦しい山屋は場違いでした。 
                                        終わり



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