2008年8月31日  黒松内岳 「重滝」
参加者 エリザベス ・ オッキー ・ M子 ・ A葉 ・ K下

登り4時間  下り45分(夏道使用)

黒松内は、札幌から車で2時間

登山口の駐車場に止める
そこから林道を1kmほど進むと林道に面して「重滝」がそこにあった。

長さは20〜30mくらいか?!斜度はきつくない。
ネット上では、高巻く情報が多い。でもどの写真を見ても、斜度がない。
それなのにどうして直登できないのかな〜?と思っていた。

我ら「直登隊」としては、来たからには直登せねば!!

7〜8mづつくらいに、かすかにテラスになっているので、少しづつピッチを切りながら登る
ピッチを切るといってもロープはなし!

確かにでっかいホールドやスタンスはない!ズーッとフリーで抜けるにはちょっと気持ち悪い!
でも、慎重に登れば、大丈夫!登れるヨ!
高巻きも出来そうだけど、滝はやっぱり直登した方が面白い!


「重滝」を越えると滑滝と小滝が次から次へと出てくる。

小滝もどれも中を行ったり、淵を行ったり楽しめる。


小滝を越えていくと核心の滝が出てきた。高さ10mくらい。中央部分から轟音が響く豪快な滝だ。





左端は、水流が切れているのでそこまでトラバースだな〜

中間部分に走っているバンドを伝って左端まで行く。
中央部に激流は、さすがに飛ばされそう!
無事、トラバースを終えて、後は左端を直上して終了
後続はロープを出してフォロー。

久々に「これでもか!」というくらいのシャワークライミングだった。
中間部分の水流が激しいところでは、水が痛かった!
でも、激流の中にスタンスもホールドも探せばある。

それからは、ずーっとこんな滑滝が続きます。



標高550mの二股でPに近いのは右沢!
入ってしばらく遡行するが、すぐに荒れて、おまけに狭くて小さい。
間もなく笹回廊の藪こぎとなる。仰ぎ見れば、Pの稜線はまだまだ遠い!
こんな荒れた沢を歩くより、二股まで下りて左沢に入る事にする。
Pからは、少し離れるが稜線上に出る事は確認できた。

左沢の入り口に2mくらいのハングした滝があって、自力では登れない。
小さなスタンスを決めて、後ろから押し上げる。
後続はお助けスリンゲでグイグイと引っ張られる。

左沢は、スッキリと開け小滝が連続する。
沢をつめて行くと最後まで沢筋は消えずに、潅木、笹の楽な藪漕ぎ30分で稜線!

稜線に出てからは、少し左に寄り過ぎた為に稜線上を大きなポコを2つ越えてP!
こんなに左によると思わなかったので一瞬あせったが、間違えそうな紛らわしい支稜線はない。
少し、Pから離れるが左沢に入った方が絶対面白い!!

おしまい

黒松内ぶな滝右← ↓ →黒松内ぶな滝左
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